さて今回はかなり多くの方が経験のある相談に答えてみたいと思います。
上司に板挟みにされるって経験、あなたにはありますか?
私はよくあります笑
例えばこんな時。
年末忘年会の幹事を任された私。支店の人数は20人の大きなお店です。飲み会も盛大に終わり、飲み屋から請求をいただきます。請求額は95,000円。さて、どう割ったものか。均等割すれば4,750円、割れなくもない。でも支店長も新入行員も同じというのも・・・そこで次長に相談です。私「次長、どう割りましょう」次長「まあ、給料が高い人が多く払う方がいいだろ」私「わかりました」支店長を1万円にして、そこから少しずつ値段を低くしていきなんとかいい感じの請求に。さて集金です。当然、トップから順番ですので、支店長のところへ。私「支店長、昨日の飲み会お疲れさまでした」支「お疲れ。昨日の請求?いくら?」私「1万円です」支「1万円!?そんなに高かった?」私「上から順番に値段を決めまして・・・・」支「いやいや。忘年会はみんなでお疲れ様という気持ちで飲むものだから、値段が違うのはおかしいよ」私「はあ」支「誰が決めたの?君?」私「・・・・いや〜・・・」そしてその会話を後ろの席で聞いている次長。いたたまれない私。
どうでしょう、経験ないですか?こういうの。
私はしょっちゅうです(2回目)。
あなたはどう切り抜けますか?
基本は”先回り”、だめなら”よいしょ”
このパターンのミスは
最初に一番偉い人の意見を聞いておかなかったことです。
2人以上、偉い人がいる場合
意見がそれぞれ違うと、最後に責められるのは100%あなたです。
さっきのパターンでもし
私「この振り分け方は次長に聞いたんですが・・」
なんて答えようもんなら
あなたは一発で次長から嫌われることでしょう。
なので、2回以上意見を聞かなくていいようにする。
つまり、最初からTOPに聞く。
これなら次長も分け方に文句は言えません。
いや、TOPにそう簡単に聞けねえよ!
という方もいるでしょう。
そう言う時は
「選択の法則」です(適当)。
選択の法則は自分が今つけた名前なんで
本当はどんな名前か忘れましたが
要は「プランを2パターン」持っていくこと。
これ最強です。
さっきのケースなら
支店長に集金に行くときに
サッと請求票を2つ見せるんです。
①TOPからちょっとずつ少ないパターン
②全員均等パターン
②全員均等パターン
こうした上で
支店長の負担が軽い②を指差しながら
「やっぱりこっちでしょうか、普通に考えて」
と二つのプランを見せます。
「本命は②だと思うんですけど一応①も作っときました」
的な感じです。
「普通に考えて」を「わかんなかったんで2つ作りました笑」
でもOKです。
こうすることで支店長は
「どっちかを正解にする」ことが多い(選択の法則)
安い方を優先に出してきたので、機嫌が悪くならない
でもプライドがあるので、高いプランを選ぼうとしてしまう(我々が得する)
こういうことになります。
支店長のプライドをうまくくすぐった上で
最後はそのプライドを利用して、高い方を選ばせる。
これが私の考える上司の転がし方です笑
もう少し支店長と打ち解けてくれば
前回の飲み会のときに決めておく、ということもできます。
私「支店長!今回は全員均等だったので、次の飲み会は上から順番のやつでいきましょーーーう!!!!笑」
あくまで打ち解けていて
冗談ぽく言うことが大事です。
受け入れられたらラッキー。
ノリのある支店長でいきましょう。
相手を間違えると、飲み会だろうが悲惨なことになります。
最後の決定権は、支店長です。
意見を求めることができるなら最初に。
難しいなら選択肢を渡しましょう。
次長や課長に聞くのはあまり意味のあることではないです。
仕事も同じ要領ですがそれはまた次回に。
それでは。