どうも、ゲイリーでございます。
前回に引き続きまして今回は
「地方銀行で働くメリット」について少しご紹介したいと思います。
こんな方にオススメ
銀行に就職することを悩んでいる
銀行で働くことが辛い
銀行がどんなところか知りたい
ここまで見てくださった方はきっと
私が無類の銀行嫌いだと思ってるでしょうけども
実はそんなことはありません。
銀行に助けられたこと、学んだこと、成長させてもらったこと
たくさんあるんですよ。
ではご紹介いたしましょう!
1 しゃべりが上手くなる
私が入行して、一番感じることですね。
私は平均して1日約30人の顧客と面談しています。
来客も入れればそれ以上ですが・・
30人×20日×12ヶ月×10年=72,000回
10年働くとこれだけの回数、他人と話すんですね!
増して相手はお客様、そして会話の内容はビジネスをベースとした雑談です。
これだけ話すと、話し下手(自分がそうです)でも
自分なりの話し方(トークスタイル)を身につけられます。
目線や話始めのタイミング、間など
細かいコントロールもできるようになります。
身に付く力は
会話に慣れる
雑談が上手くなる
話の引き出しが増える
人前で緊張しにくくなる
雑談が上手くなる
話の引き出しが増える
人前で緊張しにくくなる
2 地場の企業・経済に詳しくなる
これは主に男性行員に言えることですね。
女性活躍、といえど
やはりまだまだ、法人営業は男性中心です。
法人を担当しますと、その企業の儲かる仕組みを勉強することになります。
儲かる仕組みは、ほとんどの場合が
他の取引先企業との関わりや
地場の消費者との関わり
地場の環境、インフラなどと深く関連しています。
つまり、地場のことを勉強することになり
地場に詳しくなります。
身に付く力は
地域経済の大まかな仕組みを知ることができる
地場の有力な企業、それを支える企業の関連がわかる
もうかる仕組み、もうからない仕組みがわかる
財務知識がつく
地場の有力な企業、それを支える企業の関連がわかる
もうかる仕組み、もうからない仕組みがわかる
財務知識がつく
3 社会的信用度が高い
働いているとなかなか実感しにくい部分ではありますが
銀行員は社会的な信用度が非常に高いです。
社会的な信用度とは
- 収入が安定している
- 準公務員的な業務に携わっている
といえます。
これはローンを組むときなどに非常に有利です。
また、
「銀行で働いている」と言えば
「へえ銀行!すごいね!」と言われること多くないでしょうか。
単純な印象として、銀行員はイメージがいいです。
ある程度の優越感を得ることができます。
身に付くことは
社会的な信用、地位
いい仕事についている「イメージ」
ローンなどが組みやすい
いい仕事についている「イメージ」
ローンなどが組みやすい
4 人脈が広がる
上で述べたように、職業柄たくさんの人と話すことになりますので
自然と人脈が広がります。
法人を担当すると尚更です。
飲み会に呼ばれたり、会合に参加したりすることで
社長の友人である社長、みたいな感じで
偉い人とどんどん知り合いになれます。
仕事とプライベートを切り離せば
そこまで人脈は広がりませんが
その気になればプライベートでの付き合いに発展することも
まれではありません。
結婚したり、ビジネスを立ち上げるときにパートナーになったり
人脈が思わぬ形に発展することがあります。
また転勤が多いので
同僚や先輩、その家族とも幅広く知り合います。
身に付くもの
年齢を問わない広い交友関係
社長、役員など上位層とのつながり
将来的なビジネスパートナーや人生の先輩
社長、役員など上位層とのつながり
将来的なビジネスパートナーや人生の先輩
5 「お金」を勉強できる
銀行はお金を扱うプロです。
お金は生活・社会の根幹です。
あらゆる場面でお金は影響を与えています。
生活費、運用資金、税金、商売、犯罪
特に運用は銀行、お客様両方に利益をもたらす可能性を持った分野なので
銀行の取り扱いは増えてきています。
今のトレンドである運用商品や手法を、
最先端で学ぶことができ
説明し、
実際に売ることができるので
経験数は一般顧客の何倍もあります。
これを自分のプライベートに活かすことで
金融リテラシーの高い生活・運用を行うことができます。
実際に運用に成功した人、失敗した人を
数多く「生のケース」として見てこれたからこそ
運用のコツを磨くことができます。
身に付くことは
金融リテラシー
運用のコツ
運用の商品知識、基礎的な仕組み、トレンド
運用のコツ
運用の商品知識、基礎的な仕組み、トレンド
6 泥臭い根性が身に付く
銀行の営業は意外と原始的です。
電話や訪問を何度も重ねて
雑談を続けてすこしづつ仲良くなり
商品提案にこぎつけて
成約に結びつける。
基本的にはこの繰り返しです。
そして、同業銀行の存在。
同じ商品を持っていますので、お客様の奪い合いです。
商品に違いがないのであれば
担当の人間力勝負です。
人間力の出し方は人それぞれですが
お客様との面談回数や面談時のインパクト
提案内容の鋭さなど
あの手この手を出していく必要があります。
忙しい日々の中で、これを毎日繰り返しますので
必然的に泥臭くなっていきます。
話を持っていくだけではなく
お客さまの質問に答えたり
調査したり
資料を作ったり
条件交渉したり
限られた時間の中で顧客の満足するものを作り続ける
この能力が培われていきます。
身に付くこと
タフで図太い神経
泥臭い仕事をこなす精神
短い時間で調査し、資料を作る力
独自のキャラクター
泥臭い仕事をこなす精神
短い時間で調査し、資料を作る力
独自のキャラクター
7 高い給料
銀行の給料は高いです。
地方銀行でも、十分な収入を得ることができます。
銀行の仕事は嫌だけど、給料がいいから辞めない
なんて人はかなり多い印象ですね。
安定していますし、ボーナスも出ます。
そしてリストラが比較的少ない。
一般的な平行員は大したことはなくても、
中間管理職まで上がれば格段に給料が上がる、
なんてのも銀行業界に多い傾向ですね。
私の働く銀行もそうです。
身に付くこと
高い給料
8 親の自慢になる
親にとって、子供が銀行に就職するということは
とても喜ばしいことのようです。
公務員になってほしいという親が多いように
銀行の仕事は「安定」「クリーン」「高給取り」のイメージがあります
親は友人に聞かれるわけです。
「おたくの息子さんはどこで働いてるの?」
「うちの子は○銀行だね」
「え!○銀行?すごいねー、立派になったもんだ!」
「いやー、大したことないよ」
こういう曲面で、親はとても得意な気分になるそうです(私の親談)。
辞めようしている自分としては
ここが正直、一番辛い部分でもあるのですが・・・
自分の人生ですので
辞めるときにはちゃんと報告して
最終的には応援してもらえるようにしたいと思ってます
身に付くこと
親の自慢になれる
以上、銀行に入ることによって得られるメリット8選でした。
他にもあるとは思いますが
ひとつ言えることは
あなたが凡人であればあるほど、
銀行は成長につながる場となると思います。
自分は色々コンプレックスを持っていますが
銀行に入ることでたくさんの成長をさせてもらい
コンプレックスを克服できたと思います。
今、退職し新たな道を探そうと一歩を踏み出しましたが
この一歩を踏み出そうと自分で考え、行動できるようになったのは
間違いなく銀行で成長させてもらえたからこそだと思います。
自分で考え、行動するというのは
社会人になり、自分で生きていく上で
最も重要なことの一つです。
あなたもきっと、銀行に入ることで得られるものがあると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
それでは。