朝礼ネタシリーズの続編です。
⬇️過去の記事⬇️
メッセージで朝礼ネタのオファーをいただきましたので
今回は
「格言」を使ってうまく仕事の話に繋げる特集
を上げてみたいと思います。
朝礼は真面目な話をすれば、まず無難です笑
だから今回のテーマは「無難」!
では早速行ってみましょう!
世には卑しい職業はなく、ただ卑しい人があるのみである
発言
第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン
単語の意味
「卑しい(いやしい)」=がつがつしている、欲望をあらわにしている、下品、さもしい
あまりいい言葉としては使われません。
言いたいこと
この世にある全ての仕事は「下品な仕事」というものなど一つも無い。「下品な人」はいるけどね。
だから仕事の内容を見て、そこで働いてる人のことまで下品だと思ってはいけない。そう思ってしまうのは「あなたが下品」だってことだよ。
生まれた背景
リンカーンが大統領だったときに、自分で靴磨きをしていると
秘書が「それは大統領がやる仕事じゃないですよ」と言った。
そのときにリンカーンが発した言葉。
人種差別を嫌った、リンカーンらしいセリフです。
朝礼の仕方
今日は自分が本で知った、格言を一つ紹介したいと思います。第16第アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンの格言です。「世には卑しい職業はなく、ただ卑しい人があるのみである」これは、リンカーンが大統領だったとき、家で自分の靴を磨いていたところ
リンカーンの秘書がやってきて「靴磨きだなんて。それは大統領がやるような仕事じゃないですよ」と言った。そのときにリンカーンが発したのがこの言葉だそうです。つまり下品で汚い仕事というものはない。靴磨きもりっぱな仕事だし、世のため人のためのもの。大統領の仕事と同じだ。そんな仕事を下品だ、汚いだなどと思うのは、君の考え方が下品だというようなものだよ。ということを伝えようとしたんですね。人種差別を嫌った、リンカーンらしいセリフです。自分もついつい普段の会話の中で、安い給料の仕事を「コンビニ」で例えてしまったり交通整備の仕事をしている人を「かわいそうだなあ」と思ったりしてしまうことがあります。それって自分の偏見、いってしまえば差別と同じだなって気付かされました。どんな仕事も素晴らしく、必ず意味のあるものだと再認識することが大事なんだと思いました。ぜひ皆さんも、自問自答してみてください。
ポイントは出だしの「本で読んだ〜」は適当でOK。支店長に聞かれても
「忘れました笑」で。
締め括りは「それっぽく」「〜が大事だと思った」「〜すべきだと感じた」で終えればOK。
社会は一つの船のようなものだ。誰もが舵を取る準備をせねばならない。
発言
1828年生まれ、ノルウェーの劇作家、ヘンリック・イプセン。
単語の意味
「舵(かじ)」:水をかいて船を漕ぎ進める道具。船のハンドル。
言いたいこと
我々人類は皆んな、常に変化し続けるの「この世」という大海原にある、「社会」という枠組みに生まれた。つまり、社会という船に乗った、乗組員。新たな陸地の発見、嵐との遭遇、変化のない静かな海。様々な曲面、つまり時代の変化という波にうまく乗ることができるかどうかは、我々人類の判断・行動=つまり舵取りにかかっている。さあ、今すぐ、行動する準備だ。
生まれた背景
イプセンが書き下ろした戯曲「民衆の敵」という物語の一節。
この戯曲の内容は
温泉源がある町でみつかり、民衆が町おこしをするために温泉を引こうとした。
しかしその温泉源は近くの工場の汚水で実は汚染されており、そのことに気づいた「A」が民衆に計画の中断を申し出るが、みんなから煙たがられ、次第に仲間外れにされていくという話。
結末は私も知りませんが、おそらく舵を取ろうとしたのはA。そして舵を切ろうとすることができなかったのが民衆。つまりこの町は、「嵐」と遭遇することとなる。
朝礼の仕方
皆さんはヘンリック・イプセンという人をご存知ですか。1800年代のノルウェー出身の劇作家として有名だった方です。あのシェイクスピアと並ぶと言われています。この方が書いた戯曲「民衆の敵」の中で使われた一節をご紹介します。「社会は一つの船のようなものだ。誰もが舵を取る準備をせねばならない。」これは、我々人類を「乗組員」。常に変化し続けるこの世の中を「大海原」。そして社会を「船」と例えた言葉です。この世という大海原には、これから先、新たな陸地の発見や嵐との遭遇、変化なく延々と続く静かで平坦な海など、様々な曲面に出会うでしょう。その変化の節目、つまり時代の変化という「波にうまく乗ることができるか」どうかは、我々人類の判断・行動=つまり舵取りにかかっているんだ、ということを伝えています。正直、私はこの戯曲のことを一ミリも知らないんですが、行動なくして変化に対応はできないということを考えさせられ、これからますます変化し続ける時代に乗るためにも、何か一つ行動を開始してみたいなと思いました。とりあえず、まずはこの戯曲を探してみることから始めてみたいと思います笑皆さんも、いましようと思ってしていなかったようなことがあれば、始めてみてはいかがでしょうか。
ポイントはオチ。格言に心打たれた→なにか行動してみる決意をする→格言の書かれていた本を読むことから始める→読んでないんかい!!という心のツッコミをしてもらう。
出だしは、あえて誰も知らなさそうな人の名前から出して、質問形式で始める手法。皆さん知らないでしょう、教えますよ、というスタンスで開始することで、優位な立場に立てます。
一歩一歩這い上がるのは冒険家ではなく、幸福を追いかけている男のすることだ。人生は取るに足らない夢だ。いつかは消え去ってしまう。
発言
1769年生まれ、フランス第一成帝皇帝であり革命家、ナポレオン・ボナパルト。
単語の意味
冒険家・・・ここでは良い意味で「チャレンジャー」。
幸福を追いかけている男・・・悪い意味で「つまらない男」
言いたいこと
手堅く、堅実に人生を歩もうとすること、その先にある幸せをつかもうとすることは平凡でつまらない。大きな成功は得られないし、面白さもない。そのような行動をする者は、真の冒険家とは言えない。
生まれた背景
出典確認できず。
朝礼の仕方
「一歩一歩這い上がるのは冒険家ではなく、幸福を追いかけている男のすることだ。人生は取るに足らない夢だ。いつかは消え去ってしまう。」これはフランスの革命家、ナポレオンの言葉です。彼は若くして数多くの戦績を上げて一気に大国を領土とし、ついには皇帝にまで上り詰めた人物であることは皆さんもご存知かと思います。その後も彼は侵略をやめず、そして政治においても卓越した能力を発揮したそうです。そして人生の最後も、戦争の敗北という形で島流に遭い、51歳の若さで病死しました。その彼が残した言葉です。一歩一歩這い上がる人を「幸福を追いかけている男」と表現しています。そしてその男は「冒険者ではない」と。つまり、普通の幸せを掴むため普通の人生を普通に歩んでいこうとするのは、つまらない。偉大な成果や大きな幸せを掴むことはできない。それを掴むことができるのは冒険者だ、ということを言ってるんですね。我々はサラリーマンですから、この「幸福を追いかけている男」かもしれないです。ですが、サラリーマンでも冒険者になることはできると思うんですよね。サラリーマンという世界の中で、一歩一歩ではなく、常にチャレンジ。失敗を恐れずに自分の能力以上のことに手をつけてみたり、新しいことに誰よりも早く挑戦したり。これが、ナポレオンのいう、冒険者とも言えるんじゃないかと、この言葉を聞いたときに思いました。私もこの会社の革命者となれるように、頑張ってみたいと思います。
ポイントは出だしに格言を持ってきて、その後説明するという倒置法。
プレゼンっぽくてちょっとオシャレなスピーチを演出できます。
自分の立場に置き換えた解釈を加え、最後に自分のことを「革命者」になるというボケを軽く入れる。
スピーチならこのくらいで十分です。
どうでしょうか。
あなたのお役に少しでも立てれば幸いです。
また、いろいろなオファー等お待ちしております。
それでは。