久々にヒットですよ。
「Think clearly」
ロルフ・ドベリ(著)
サンマーク出版
自分、ほぼ毎日YouTube見てるんですが
今人気の「中田敦彦 YouTube大学」
で紹介された本です。
あのオリラジで有名な芸人、中田敦彦さんです。
久々に刺さった話がありましたので、
きっとこれを見てくれている皆さんにもズキューンとくるものがあるはずです。
近いうち、本を買って
コラムで紹介したいと思います。
さて本題です。
皆さん、ローンありますか?
- 住宅ローン
- 車ローン
- 教育ローン
- カードローン
・・・・・
買い物でカードを使って分割支払いする、あれもローンの一種です。
世の中にはローンが溢れております。
そして、我々のおまんまでもあるわけです。
溢れるものには群がるもので
銀行はローンが儲かるから商売にしているわけなんですが
ローンを組んでる側は
銀行に儲けさせている
とも言い換えられますね。
金融界からの脱サラを目指す自分としては
今ローンを組もうとしている人
既に組んでいる人
ちょっと考えてみて!!
こうしてみたら?!
と言うような方法を紹介したいと思います。
今回は短くいきたいと思います。
これから借りる方 編
全てのローンに言えることですが
基本的に今の日本(2020年2月)は近年まれに見る低金利時代です。
借りるにはおすすめです。
さて、住宅ローンや車ローン等を借りるにあたって、銀行に行く際には以下を試してください。
- 突然銀行に行く
- 若手そうな行員に声をかける
- ローンを利用したいことを伝える
- 他行にも相談することを伝える
- ぶっちゃけ金利はいくらでいけるのかを聞く
これだけです。
まず「⒈突然銀行に行く」
ローンが必要になったら、請負契約書等の書類を持って銀行にいきます。
電話はしなくていいです。
準備をさせないためです。
行く前に「住宅ローンを借りたいので・・・」と電話をくださる方がいますが
取引(口座)があった場合、銀行員は
取引内容や訪問経緯、所得や勤務先等を事前に確認するので
人によっては対応に違いが出る場合があります。
基本的に銀行は
「金利を少しでも高く契約したい」ので
あなたが微妙(平たく言うと金持ちじゃない)な人の場合
高めの金利を提示してくる可能性があるってことです。
「⒉若手そうな行員に声をかける」
準備をさせない、に関連しますが
まあこう思ってください。
立場が上になった方が勝ち
若手行員はローン知識が曖昧であることが多いです。
特に住宅ローンは複雑で、お客様の状況、購入方法、返済方法に応じて
商品が全く異なります。
要は、若手行員のミスを誘うんです。
ちょっとゲスいやり方とも言えます。
方法の一つと思ってください。やらなくてもOKです。
銀行と同じく
消費者も商売です。生活がかかってます。
交渉を優位に進めるためにも
若手に担当させましょう。
「⒊ローンを利用したいことを伝える」
借りるときに偉そうに言うお客様がいます。
「業者に言われて、銀行でローンを組むようにって言われてきたんだけど・・・」
「ちょっと入用ができたんだけど、なんかいいのあるの?」
素直に
「家を買うことになったんで、ローンを組みたいんですが、どうしたらいいですか?」
こう言いましょう。
銀行員も人間なので
「なんかうざいな」
と思ったら対応が変わることがあります。
金利は基本的には担当次第なんです。
お互い気持ちよくローン相談を進めましょう。
「⒋他行にも相談することを伝える」
ここが肝です。
銀行の融資金利は、ほとんどが
他行と勝負することになるから、下げる
これに尽きます。
なので、基本、銀行は他の銀行に相談されることを避けますし
させません。
ここで重要なのは
最初に伝えておくことです。
先に伝えることで
「他にも相談するから、一番低い金利のところで借ります。だから、頑張ってね」
と言うメッセージになるわけです。
これをしない人が意外と多い。
はっきり言って、家電でも一緒ですが
店員は脅した方がいい(語弊がありますが)です。
金を払うのはこっちなんですから。
向こうは損するギリギリを提示してくるので、
基本的には儲かるんですから。
これで、おそらくあなたへ提示できる
最下限、あるいは最良のプラン
が提示されるはずです。
「⒌ぶっちゃけ金利がいくらでいけるか聞く」
このタイミングで一応聴きましょう。
ちゃんとした担当なら、ここである程度最下限を提示してきます。
この金利情報を持って、他行に相談に行き、
同じ方法で最下限金利を聴き出します。
この繰り返しで、ベストの金利で借入できます。
また、それぞれで仮申込しておくことで
どこかの銀行で審査が通過するかもしれません。
以上「これから借りる編」でした。
既に借りている人 編
これから借りる、に比べやれることは2つです。
- 借りている銀行で金利を下げさせる
- 他の銀行に行き、乗り換える
「⒈金利を下げさせる」
これは我々銀行員が一番ウザいと思う相談です笑。
なぜなら手間でしかないからです。
正直なところ、金利を下げさせる、と言うのはルール違反です。
借入するときに契約書を締結しますが、そこには
〜〜年〜月〜日まで〇〇.○%の金利を適用します
的な文があり、あなたはそこに調印してるわけです。
それを途中になって
「下げろ」
と言うのは、まあ理不尽ですよね。
ジムに通うために月額500円で入会したが
費用が高く感じ始めたので
店員に
「300円にしろ」
と言うようなもんです。普通は
どうぞ他のジムに行ってくださいませ♡
あしらわれて終了です。
ですが、銀行はこれを死守するんですよ。
なのでこの方法が通用します。
切り出し方は色々ありますがシンプルに
「他の銀行のローン見てても、金利が安い。今の自分のローンはちょっと高いと思うんだが、もう少し下げてもらえないか」
適当に理由をつけて
金利が高いと思っている
ことをメッセージにします。
そうすれば2、3日で提案書を持ってくるはずです。
「⒉他行に借換する」
ここまで見てくださった方は、もうノウハウがわかってると思いますが
ローンの契約書や、償還明細(毎月の返済が書かれているハガキやメールシーラー、書面等)を持って
他行にいきましょう。
その書類を渡して
これより低くならないか
と言えば、おそらく大喜びで提案書を出してきます。
内容がよかったら、乗り換えましょう。
以上、短くと言いながら結局長くなりましたが
使える方法をご提案させていただきました。
お役に立てれば幸いです。
それでは。