【職安】職業安定所の行き方と流れ【ハローワーク】

さて今回は、前回の投稿でお話しした通り
「職業安定所」=通称:ハローワークへの
具体的な行き方と、一連の流れについて解説したいと思います。
 
というのも、昨日ハロワを実際利用してきましたので
2020年3月の最新事情をお伝えできるかと思ったからです。
 
めちゃめちゃ詳細な内容なんかは
他のブログがあると思いますのでそちらを参考にしていただきまして
 
こちらでは以下の内容を大きいところで説明していきます。
大まかですが、一人で行っても困らないレベルの内容にいたします。
 
 
この記事で分かること
1 受付から帰る前での流れ
2 行くことで分かること
3 気をつけるべきこと
 
さてさっそく行ってみましょうか!
 

受付から帰るまでの流れ

まずは全体的な流れです。
 
1 ハローワークへ直接行く
2 総合受付で受付する
3 PCで仮登録
4 個別ブースで具体的な相談
5 資料をもらって帰る
 
です。
一つずつ解説しますね。
 
1 ハローワークへ直接行く
 
これは大丈夫ですね。
車とかで直接行くだけです笑
 
ちなみに、予約は不要です。
ただし、不特定多数の人が来ますので、混む時は混みます。
基本的に平日営業ですが、
場所によっては土日営業しているところもあります。
 
どこの支店を選ぶかについては
結論「どこでもOK」です。
自分の住んでいるところへ行くのが楽でしょうね。
働きたい場所が他県でも調べてもらえるので問題ないです。
 
2 総合受付で受付する
 
これも大丈夫ですね笑
入るとすぐにわかりやすい受付がありますので
「転職の相談に来たんですが・・・・」と言えばOK。
初めての人はパソコンに案内されます。
 
3 PCで仮登録
 
案内されたパソコンを使って
自分の求人内容・職歴等について入力します。
所要時間は30分といったところでしょうか。
入力の後半で
「自分の能力」「アピールポイント」
といった、就活の時に履歴書に書いたような懐かしい項目があります。
ここを埋めるときに考えすぎると
タイムアップでまた最初から入力、みたいなこともあるので注意です。
私がそうです笑
 
4 個別ブースで具体的な相談
 
パソコン入力後、総合受付へ行くと番号札をもらえます。
ロビーで待っていると、担当者が声をかけてくれますのでブースへ入ります。
入力した内容が印刷され、それを元にヒアリングが始まります。
基本的にざっくばらんな会話ですので、気楽です。
 
5 資料をもらって帰る
 
そのままです。
 
 
ということで、5項目のうち3項目は書くまでもないというか
全体的にめちゃめちゃ親切です。
全く気負う必要なし、コンビニにジュース買いに行く程度でOKです笑
 

2 行くことで分かること

さてそんなハロワで何が分かり、何が得られるのか。
 
1 探している企業の詳細な求人情報
2 探している業種・職種に当てはまる企業数(求人数)の把握
3 探している企業に関連・類似する業種・職種・情報との出会い
4 昨今の転職・求職事情
 
順にいきます。
 
1 探している企業の詳細な求人情報
 
当然、これがメインになってきますね。
行きたい企業が決まっているのであれば
それを担当者に伝えることで詳細な求人情報を印刷してもらえます。
 
印刷資料に乗っている情報は大体こんな感じ。
 ①職種、仕事内容
 ②雇用形態
 ③年齢制限・経験・スキル条件
 ④給料・手当
 ⑤就業時間や平均の時間外労働時間、休日数
 ⑥基本的な企業の定性情報
 ⑦その他条件、社風等
 
ばっと見れば大体の雰囲気は掴めます。
昨日は30社ぐらい見ましたが、見慣れてくると1社1分くらいで読めるようになります。
 
2 探している業種・職種に当てはまる企業数(求人数)の把握
 
希望する企業がない、または見つけてない場合は
業種(会社の業務内容)や職種(求められている仕事の内容)で検索も可能です。
 
例えば事務員になりたいけど、会社は見つけられてないとしましょう。
こんな風に頼めばOKです。
①「病院の事務員がいいんですが・・・・」
業種:医療機関、職種:事務で検索してくれます。
 
②「事務員ならどこでもいいんですが・・・」
業種:なし、職種:事務で検索してくれます。
 
もちろん、①のように少しでも条件が絞れてる方が希望に近づきます。
業種でなくても
エリア、給料水準、フル・パート、スキルの有無
などでも絞っていけます。
 
検索後は、1社1行形式で、1ページ6〜8社程度の資料がばーっと出てきます。
これを見ながら、興味のある会社を絞り
より詳しい求人資料を出してもらう、という流れです。
 
3 探している企業に関連・類似する業種・職種・情報との出会い
 
2 の作業をしていると、違う業種や職種に興味を持つことがあります。
例えば先ほどの「医療機関の事務員」のケース。
この資料には、医療機関がやっているそもそもの本業についても記載があります。
この内容に「グッ」とくることがあります。
例えば適当なことを言いますが業務内容の説明の一部に
「入寮者のケア、食事提供」という業務が書かれていたとします。
これに興味をもった場合、今度は
「業種:医療、職種:栄養管理・配膳」(こういう職種があるかは知らないですが笑)
で検索してもらい、また資料をもらうという感じです。
 
こうなると当初の希望とは違う職種に興味を持ち始めてることになりますよね。
こういう効果もあります。
とにかくじっくり資料を眺めることが大事です。
 
4 昨今の転職・求職事情
 
ここは担当者との会話で広げる部分です。
自分が拾った情報は
 
ハローワーク利用者の傾向
失業手当の内容・取得のコツ
最近導入された新制度
雇用側の心理動向
求められる人材、求められない人材
助成金情報
 
このくらいです。
担当者のレベルや性格によるかなーと思いました。
自分の担当者は親切でしたね。
逆に隣のブースはなんか殺伐としてたというか
担当者が冷たかった感じしました笑
 

気をつけるべきこと

さて最後は、これは気を付けておいた方がいいなーと思ったことを挙げてみます。
 
1 企業は出来る限り自分で決めておいた方が良い
2 担当によって能力にムラがある
3 相談レベルで行くなら、こっちからある程度質問していくこと
4 職種・業種は絞り込めるまで徹底的に担当者と話すべき
5 条件は多いほど良い
6 2〜3時間ほどはあっという間にかかる
7 ハロワで相談→絞る→企業見学→資料請求・面談が王道
8 本人のやる気がかなり大事
 
ここは簡単にいきます。
 
1 企業は出来る限り自分で決めておいた方が良い
  検索して資料見て絞って・・・が一番時間かかります。
  気になる企業があるならネットで調べ、その資料をもらって帰ると早いです。
2 担当によって能力にムラがある
  上に書いたように、担当によって対応がまちまちです。
  覚悟するとともに、こちらも質問を考えておき、バンバン質問しましょう。
3 相談レベルで行くなら、こっちからある程度質問していくこと
  少しかぶりました。相談レベルで行くのはOKですが、
  担当者もぼやっとしたところから話すしかなくなるので、
  手っ取り早くあなたの希望内容を伝えて、条件を絞ってもらいましょう。
4 職種・業種は絞り込めるまで徹底的に担当者と話すべき
  検索で重要なのが職種・業種。
  ここはあなたがしたい仕事によって、カテゴリがたくさんあります。
  例えば「WEBデザイン」がしたいとしても、WEBデザインやHP作成、
  広告、ECサイト作成など、色々出てきます。
  調べながら「職種名」の傾向を考え、自分から「○○業を調べてください」
  と言っていくのが良いです。担当者は、あなたがしたいと考えている職種を、
  ぴったり把握することはできません。コミュニケーションをとりましょう。
5 条件は多いほど良い
  上に同じ。エリアや給料等、決まっている条件はどんどんつけていきましょう。
6 2〜3時間ほどはあっという間にかかる
  自分はとりあえず目星の企業に行き着くまで3時間かかりました。
  ちょっと曖昧な職種だったのもありますが。
  時間は余裕を持ちましょう、ハロワのHPにも書いてます笑
7 ハロワで相談→絞る→企業見学→資料請求・面談が王道
  担当に聞いた流れです。相談後は自分で動きます。
  企業見学するのがいいようですね。百聞は一見にしかずってやつ。
8 本人のやる気がかなり大事
  求人内容を見ると、「ああ、自分じゃ経験が足りないからだめだ」とか
  「資格がないや」とか、明らかに条件にハマってない時があります。
  が、こんな時でも面接等により内定にいたるケースは全然あるそうです。
  転職ブームですが、同時に
  「やる気のない」「楽してお金を稼ごうとする」
  ような考えを持った者も増えており、企業もそういった人材は欲しくない。
  それよりは、求人条件にはハマってなくても、
  「やる気がある」「この業務が好きなんだな」という
  熱意が伝わる方を採用したいという気持ちがあるようです。
 
 
要は、人間対人間ですね。
一緒に働きたいと思える人に出会わないとお互い不幸です。
 
転職するならちゃんとやる気をだして。
やる気を出すなら、好きな仕事は何か考えましょう。
 
 
今度は好きな仕事に就くぜ笑
 
がんばります。それでは。
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